今から1年ほど前「ミラにストーリアの足回りが流用可能」と知り、自分のミラでも挑戦してみようかと部品集めを始めました。しかし、ストーリア純正のロアアームしか集まらず・・・その後ミラを売却してしまい・・・
結局のところ、ロアアームだけが手元に残りました。笑
そこで今回は、L700系ミラとM100系ストーリア(デュエット)のロアアームをただただ比較する記事です。
構造
はじめに、L700およびM100のロアアームのつくりについてです。
画像左奥のメンバーから手前のナックルを繋ぐ黒光りしている部品がロアアームです。
途中でスタビライザーと接続しています。
2つのゴムブッシュでロアアームを挟み込み、そこにスタビライザーが刺さるような形で固定されています。
比較
続いて、L700純正とM100純正のロアアームを並べて比較します。
ぱっと見形状は同じですが、全長はM100純正の方が約3cmほど長いです。
スタビライザーの刺さる穴からナックル側までの形状はどちらも同じようです。
こうして見ると、メンバーへの取り付け部1個分ほどの長さの差があります。
真上から見たところ、どちらも横幅は同じようです。
それぞれの長さ
スタビライザーの刺さる穴からナックル側は形状が同じということで、穴からメンバー側の長さを測りました。
L700純正
M100純正
以上のことから、約3.5cmの差があることが分かりました。つまり両側で約7cm。
それぞれの重さ
L700純正
M100純正
以上のことから、M100純正の方が183g重たいことが分かりました。つまり両側合わせて366gほど。
まとめ
M100ストーリアのロアアームは、L700ミラのロアアームに比べると…
長さ | +約3.5cm |
重さ | +183g |
太さ | 同じ |
以上のような差を確認できました。
ストーリアのフロント足回りをミラへ移植することによって、ワイドトレッド化を狙うことができます。
ただし、ストーリアのロアアームは単体でミラに取り付けることはできないです。スタビライザーと接続する穴の位置が外側に移動するので、少なくともスタビライザーをストーリア用へ交換しなければなりません。
それに加えて、ドライブシャフトやタイロッドなどの交換または加工の検討も必要になってきます。
最終的に目指したい車高やキャンバー角を考えた上で、それぞれの部品の調和をとっていかなければなりません。
足回りの移植と調整を合わせると結構大掛かりな作業になりそうです・・・
以上、最後までお読みいただき
ありがとうございます。
おわり
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