以前、チェイサーにTRUST/GReddyの機械式ブースト計を取り付けていましたが、
バックライトの電球が点かなくなってしまいました。
電球の暗さも気になっていたので、LEDへ交換してみることに・・・
今回はブースト計の分解方法などについて紹介します。
ブースト計の分解
TRUST/GReddyの機械式ブースト計の分解についてです。
バックライト交換ついでに色々とバラしてみたので、部品ごとに分けて紹介します。
カシメリングの取り外し
まずはガラスレンズを固定しているカシメリングの取り外しについてです。
マイナスドライバーをカシメリングとメーター本体の隙間に差し込み、地道にカシメを起こしていきます。
一気に大きくカシメを起こさず、少しずつ起こしてを何周も繰り返すと綺麗に外せそうです。
ドライバー先端の幅が広いと起こしやすいですが、カシメリングへのダメージが残りやすい気がします。
自分は結構傷付けてしまいました・・・
カシメリングが外れると、ガラスレンズとパッキンを取り外せます。
ガラスレンズ内部が汚れている場合が多いですので、アルコールで軽く拭き掃除をしておきます。
文字盤の取り外し
電球を交換するだけの場合は文字盤を外す必要はありませんが、清掃ついでにバラしてみました。
メーターの針は引っ張るだけで簡単に抜けます。
文字盤は正面の小さなネジ2つを緩めると取り外せます。
ブルドン菅の取り外し
バックライトの電球にアクセスするには、機械式ブースト計の心臓部であるブルドン菅と呼ばれる機構を取り外す必要があります。
メーター裏の12mmのナットを緩めます。
すると、ブルドン菅一式がゴッソリ外せます。
ブルドン菅を取り外すと、バックライト電球の基盤を引っ張り出すことができます。
2個の電球が付いているだけのシンプルな作りです。
LEDの取り付け
基盤にLEDを半田付けするのも面倒なので、今回はこちらのLEDを使用することにしました。
広角タイプとのことで期待です。
電球が元々あった位置辺りにLEDを貼り付けます。
この時、LEDの場所が悪いとブルドン菅を上手く固定できませんでした。位置決めは慎重に・・・
ついでに、照度UPを狙ってメーター内部にアルミテープを仕込んでみました。
ブルドン菅を取り付けてみるとこんな感じ。
構造的にムラ無く綺麗に文字盤を照らすのは難しそうですね・・・
配線はこんな感じ。
今回は2つのLEDを使用したので、プラスの配線同士とマイナスの配線同士をギボシ端子でまとめました。
バックライトの点灯
文字盤を取り付け、0を指すように針を装着。外した部品を元に戻します。
カシメリングを固定してしまう前に、LEDの点灯チェックをしておくのがベターです。
日中に部屋で確認しましたが、十分明るそうです!
カシメリングをプラスチックの棒などで少しずつ押し込んで元の状態に戻します。しっかり固定できたら完成!
さいごに
バックライト交換前後での比較です。
少し分かりにくいですが、電球と比べるとかなり明るくなりました!
若干ムラはありますが気にならない程度です。
また、電球色から白色LEDになったため、針の色が白色に変わってしまいました・・・
使用に関しては問題ないですが、針を着色しても良いかもしれませんね。
以上、TRUST/GReddy 機械式ブースト計のバックライト交換についてでした。
エーモンLEDを使用することで簡単に明るくできるのでオススメです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
おわり
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