【DIY】30時間以上かけてホイールのガリ傷補修・磨きをやってみた

どうもこんにちは。まつやんです。

今回は僕のミラに履かせていたホイールに関するお話。

中古のホイールを購入し、DIYでガリ傷補修及び手磨きを行ったので一連の流れを紹介します。

目次

ホイールについて

オークションで中古のものを買いました。

DUNLOP RX-3(タケチプロジェクト スプリントハートのOEM)です!

90年代に製造されたものと思われます。

仮履き時の様子。

サイズは13インチ5.5J+30

L700ミラに履かせると結構パツパツな出面です。

20年以上前のホイールということもあり、オークションで出回っている物はガリ傷・クリア剥げ等ある場合がほとんど。ショップに修理を頼むと結構な金額になるので、DIYで”ぱっと見キレイ”ぐらいに補修することにしました。

準備

必要な道具など

  • 台所用洗剤&スポンジ
  • 保護具(ゴム手袋、軍手、ゴーグル)
  • 耐水サンドペーパー
  • 鉄工用棒ヤスリ 平型
  • 研磨剤
  • ウエス
  • 時間と忍耐力

ざっとこれくらいです。5,000円以内には収まりますかね。

タイヤの処分

購入したホイールは緩衝材代わりのタイヤ付きでしたが、磨くのに邪魔なので近所のガソリンスタンドにて処分していただきました。そして、ホイールのみの状態に。

台所用洗剤とスポンジで洗い、乾燥させました。

補修作業

それでは補修作業に入ります。まずはガリ傷をならしていきます。

消えるガリ傷

鉄工用棒ヤスリを使って、優しく削ります。平らにならないように丸く撫でるように削るのがポイント。

また、万が一に備えて保護ゴーグルを着用することをオススメします。アルミの破片が目に入るって考えるだけで痛いです…

ガリ傷多めだったのでぐるりと一周棒ヤスリで削りました。

この段階では「綺麗になるんか?」と、ちょっと心配になります。後戻りはできません。

立ちはだかるクリア

このホイールのリムの部分には、腐食防止などのためにクリア層(無色の塗膜)があります。

そのクリアが経年劣化でくすんでいたので剥がすことにしました。

しかしクリアがだいぶ分厚いんです。そこで用意したのが…

Holtsの塗装はがし液

剥離剤ってやつです。スーパーで800円くらいでした。コップに注ぎ、刷毛で塗っていきます。結構ドロドロしてます。

しかし・・・クリアは全然剥がれない

試しにクリアではなく、ホイール裏の塗装された部分に少し塗ると・・・ペキペキと剥がれました。

おそらくこのホイールのクリアを剥がすにはもっと強力な薬品が必要です。私はお金をかけたくなかったので薬品戦法は諦めました…

ここからが本番。手磨きジゴク

耐水ペーパーを使ってリムを均しつつ、クリアを剥がしていきます。

まずは150番で削っていきました。

クリア層が分厚く、生のアルミ地を出すのに軽く2時間はかかりました…

しかし、ここでしっかりクリアを剥がしておかないと後々ムラになります。

ちなみにリムに貼られていたステッカーも削り落としました。

150番の次は320番で磨きました。
まだまだツヤは無いですね。
その次は600番。
少し光沢が見えてきたかな?
最後に1000番。

(余力がある方はこの次に1500番、2000番で磨くとよりピカピカに…!?)

乾かして見ると十分キレイです。

お分かりいただけますか?リムの根元の方まで紙やすりが届かなかったのでクリアが少し残っています。

ここまで来るのに合計6時間は耐水ペーパーで磨いてました…

仕上げ磨き

いよいよ仕上げです。磨き剤を使用して輝かせます。

まずは液体のピカールです。ホームセンターで安く入手できる上、アルミやステンレス等の金属を簡単にピカピカに出来るので長年愛用しています。

ウエスにとり、リムに塗り込んでいくと…

もう十分ピカピカですね。

これで完成です!

と言っても良いところですが、この後さらに別の磨き剤を使いました。

ブルーマジック メタルポリッシュクリームです。

こちらはピカールのように金属をピカピカにする効果に加え、コーティング剤が含まれています。ただし、アンモニア系の刺激臭がしますので使用の際は換気注意です!

ピカールと同様にウエスに取り、塗り込んでいくと…

さらにピカ度が増しました!

ピカール後に残っていたスジもほとんど目立たなくなりました。

この輝きを見たら今までの苦労が報われます。ホイール1本当たりの作業時間はコミコミ8時間くらいです・・・

一連の作業を4本頑張りました。
作業時間は合計で30時間を超えます…

装着

完成したホイールにタイヤを組んで、車に履かせてやっと完成です!苦労した分愛着が湧きますね。

さいごに

ホイール補修をやってみて分かったことと反省点は

  • 強力な塗装剥がし剤を使用してクリア除去していたら時間短縮出来たかもしれない
  • 1500番、2000番まで耐水ペーパーで磨いていたらさらなる輝きを得られたかも
  • 下地づくりが大事。妥協が天敵。
  • 自分とのたたかい。足腰がやられる。
  • 涼しい時期がオススメ。

こんな感じです。達成感は大きかったですが、もう一度やりたいかと言われたら微妙なところですね。笑

これからホイールを補修しようと考えている方の参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

おわり

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この記事を書いた人

19歳からL700ミラを乗り継ぎ7年間…26歳でJZX100チェイサーを購入。
まだまだ未熟者ですがよろしくお願いいたします。

コメント

コメント一覧 (2件)

    • コメントありがとう!
      大人しく店にに出すことをオススメします。笑

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