先日、ミラに装着していたステンメッシュタイプのエアクリーナーを清掃しました。

今回はステンメッシュについての説明や、清掃手順などについて紹介します。

目次

  1. ステンメッシュエアクリーナーについて
    1. ステンメッシュのメリット
    2. ステンメッシュのデメリット
  2. 清掃作業
  3. さいごに

ステンメッシュエアクリーナーについて

名前の通り、ステンレス製の細かい網目で塵などをキャッチするエアクリーナーです。

対して純正のエアクリーナーは、紙や不織布をろ材として使用しています。

ステンメッシュエアクリーナーには以下のような特徴が挙げられます。

ステンメッシュのメリット

  • 洗浄を行うことで何度でも使用可能

紙や不織布を使用したタイプのエアクリーナーは安価ですが、ある程度汚れたら新品に交換する必要があります。しかし、ステンメッシュタイプだと洗浄を行うことで集塵性能を復活させることが可能です。

  • コットンフィルタータイプと比べるとメンテナンスを頻繁にしなくて良い

コットンを使用したタイプのエアクリーナーも洗浄を行うことで長期的に使用できますが、定期的な専用オイルの塗布が必要です。ステンメッシュタイプはメンテナンスがほとんど必要ありません。

  • 他のタイプのフィルターと比べると吸気抵抗が少ない

人間もマスクを付けた状態で全力ダッシュするのは苦しいですよね。それと同じでエアクリーナーの抵抗が少ないと気持ちよくエンジンが回ります。

ステンメッシュのデメリット

  • 集塵能力が劣る

他のタイプのエアクリーナーと比較するとフィルターの目が粗いため、空気中の小さな塵が通り抜けてしまいます。とはいえエンジンに大きな影響を与えるほどではないと思いますが・・・

  • 吸気音が大きい

こちらも吸気抵抗の少なさ故に音量が大きくなります。

  • 価格が高い

ステンレスを使用しているため紙・不織布・コットンと比べるとどうしても高価になってしまいます。

それぞれのタイプのエアクリーナーに良し悪しがありますね。社外エアクリーナーを検討される際は、車の使い方に合ったものを選びましょう。

清掃作業

こちらが今回清掃を行うステンメッシュタイプのエアクリーナーです。

ぱっと見汚いですね。小さな虫やススのようなものがびっしり付着しています。

新品で購入後、約3年間全く清掃を行わずに使用していました。

エアクリーナーを取り外し、内部を覗いてみると・・・

吹き返したオイルがじっとり付着しています。

内側からパーツクリーナーを吹き付けてみると・・・

黒ずんだ汁が滴ってきました。

とりあえずぐるりと1周、パーツクリーナーで汚れを流します。

エアクリーナーを持ち洗面所へ・・・
流水で内側からまたぐるりと1周流します。

次に、台所用中性洗剤の溶液プールにエアクリーナーを浸します。

漬けたまま外出したりしてて12時間ほど放置しておりました。

水が黒くなるほどではなかったですが、底には細かい砂のようなものが沈殿しています。

さらにプールから引き上げたエアクリーナーに中性洗剤をかけ、歯ブラシで優しくぐるりと1周こすります。

そして流水でよくすすいだら自然乾燥させます。

全ての工程を経て仕上がったものがこちら。

さいごに

所々オイルのシミが残っていたり隅の方が汚れてたりしますが、清掃前と比べると十分キレイになりました。

もっとキレイにしたい方は・・・漬け置き→歯ブラシ→乾燥を納得行くまで繰り返してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

おわり

(最終更新日:2021/03/09)



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