前回の記事では、ステアリングを簡単に脱着できる「ラフィックス2」について紹介しました。手軽にステアリングを取り外せることで、整備性の向上や乗り降りのしやすさなど様々なメリットがあります。その中でも僕が1番魅力を感じたメリットが「盗難対策になる」といった点です。

ラフィックス2と盗難対策について

ここ数年で、国産スポーツタイプの車両盗難被害の投稿を目にする機会が増えました。その背景として90年代国産スポーツカーの価格が高騰しています。玉数の減少、海外での日本車人気など様々な要因でジリジリと。そして、盗難対象の車種の中にチェイサーも含まれています・・・

そんな感じで、簡単なことから対策をしようと最初に検討したのがラフィックス2の装着です。

自宅駐車場などに長時間駐車する際、取り外したステアリングを自室に持ち帰ることで乗り逃げを防ぐことができます。ステアリングが付いていないと運転できないですからね。

しかし、狡猾な窃盗団はターゲットの車両を下見した上でステアリングを持参する可能性があります。そして、ラフィックス2の車体側プラグを外し、持ち込んだステアリングを取り付けそのまま乗って行きます。

社外ステアリングはボルト6つで装着できるんで一瞬の出来事です。

そこで、ワークスベルさんから販売されている「キーロックシステム」を追加で購入しました。ラフィックス2装着車に盗難防止機能を持たせることができるパーツです。

装着は簡単!ステアリングを外した状態のプラグにキーロックシステムを被せ、LOCKの位置まで回してキーシリンダーを押し込むだけです。これが付いていることにより、盗人がステアリングを持参したとしても取り付けることができません。

そして、ピッキングされにくい特殊な鍵(ディンプルキー)が使用されています。

仮に鍵を紛失してしまっても、シリンダーのシリアルナンバーと身分証明書を提出することで合鍵を作っていただけるみたいです。


ちなみに、僕がキーロックシステムを購入した1ヶ月後にキーロックシステム+eが販売開始されました。こちらは従来のシステムに加え、不用意に本体が押されるとホーンが鳴るといった仕組みです。

大きな音を発するのは盗難対策に効果的ですね。従来のキーロックシステムと比べると少し値が張りますが、断然こっちの方が買いたかった・・・

また、この+eの登場により従来のキーロックシステムは廃盤になりました。

さいごに

キーロックシステムを付けたからといって絶対に盗難されないわけではありません。盗人が本気を出したら破壊するなり、時間をかけてピッキングする恐れもあるので油断は禁物です。窃盗のプロに盗めない車両はほぼ無いかもですね・・・

ここで大事なのは、いかに窃盗に時間をかけさせるかです。たとえピッキングされるにしても対策の積み重ねで時間稼ぎになり、窃盗の対象から外れるかもしれません。

「まさか自分の車が」そう思っていても盗まれてからでは遅いので、できることから対策していくことが大切ですね。

最後までお読みいただきありがとうございます。

おわり



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