どうもこんにちは。まつやんです。
前回の記事では、EF-DETエンジンのタペットカバーを手磨きでピカピカにしてみました。

今回はそのタペットカバーへ交換する際の手順について紹介します。
タペットカバー取り外し

まず、こちらがL700ミラのEF-DETエンジンまわりです。タペットカバーを交換できる状態にするためには、色々な部品を取り外さなければなりません。

初めにインタークーラーから。ホースが固くて外しにくいです。
写真のようにスロットル側のホースから先に引き抜き、手前に起こすようにすると外しやすかったです。

インタークーラー外れました。まだたくさん部品が付いてます。ちなみに2本の茶色いトヨリングホースはオイルキャッチタンクに繋がってます。

樹脂製のプラグホールカバーを外すとイグニッションコイルが現れます。
イグニッションコイルに繋がるカプラーを抜いてボルトを外し、引き抜きます。

このとき、プラグホールパッキンからのオイル漏れが無いか見ておきましょう。
そして、タペットカバーに各ステーが付いているので全て外します。
(左からアクセルワイヤー、インタークーラー、スロットルボディのステー)
タペットカバーに繋がっているホース類も全て引っこ抜きます。

こちらがタペットカバーに何も付いていない状態です。
写真赤丸6か所のボルトを外すとタペットカバーをパカッと取り外せます。

無事外せました。内部は問題なさそうです。
タペットカバーの比較

取り外したカバーと先日磨いたカバーの比較です。めっちゃ汚れてますね。

L900ムーブのタペットカバー

L700ミラのタペットカバー
ちなみに、形状は同じでしたが刻印されている数字が違いました。
何の意味があるのでしょう?(L900ムーブ 刻印「6」、L700ミラ 刻印「3」)
タペットカバー取り付け
それでは綺麗なタペットカバーを取り付けていきます。基本的には取り外しと逆の手順で組みます。

ちなみに、パッキンは交換して間もなかったため再利用しました。

そして角の部分とプラグホールパッキンに液体ガスケットを塗布しました。

パッキンをはめ込んで再び6か所ボルト留めし、取り付けます。

イグニッションコイルを差し込みボルトで固定。そしてカプラー接続

プラグホールカバーを装着。各ステーも取り付けていきます

外した各ホースの接続、インタークーラー取り付けを行い作業完了です!
ノンターボのEF-VEエンジンならもっとカバーが目立つんですけどね。しかしカバーが綺麗になるだけでかなり印象変わります。そこまでお金もかからないんでオススメです。
以上、タペットカバー交換でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
おわり
コメント
コメント一覧 (2件)
初めまして。同じL700SのEFDETエンジンなジーノに乗っています。
先日、インタークーラーを外して作業後に戻そうとしたらパイプの硬さ(経年劣化もあり)
上下のパイプを新品に交換しました。
なのにどうしても元の位置にクーラーが使いないんです!!
ナニかはめ方のコツとかありますか?暖気後にヤルのは前提として心得ているのですが。
いきなりな質問ですみませんが宜しくお願いします。
はじめまして。コメントありがとうございます。
自分のミラもインタークーラー脱着時、取り付け穴ちょうどの位置に来ませんでした。
ですので力技でインタークーラーを押し込みつつ、ホースの角度の微調整を繰り返しながらなんとか固定した記憶があります・・・
コツってほどでもなくて申し訳ありませんが、参考になれば幸いです。