どうもこんにちは。まつやんです。
先日こんなものを購入しました。
アルミ製のスロットルスペーサーです。
(厚さ:12mm、付属品:ガスケット×2、ボルト×4)
最近ヤフオクで個人の方が出品されているのをよく見かけます。
価格帯は2,500円~3,500円くらいです。
(有名メーカーものだと1~2万円くらい)
アルミやジュラルミンの素材をカット加工して製作されているようです。
某有名メーカーのOEMと謳っている方も居られます。
スロットルスペーサーとは?
スロットルボディとインテークマニホールド(以下インマニ)の間に取り付けるスペーサーです。
取り付けることで得られる効果は、スロットルボディとインマニ間の段差をなだらかにし、吸気の乱れを抑えます。
そして、スペーサーの厚み分だけ空気容量が増加することも併せてレスポンスアップが計れるといった代物です。
正直半信半疑な気持ちもありましたが取り付け作業に入ります。
スロットルスペーサー取り付け
前回、タペットカバー交換を行ったときと同様に
最初はインタークーラーを取り外してこの状態にします。
更に、作業の邪魔になる部品を外して行きます。
タペットカバーとスロットルボディを繋ぐステーと、90°のインテークホースを外しました。
3つのカプラーも抜いてみました。
次に、スロットルレバーを手で全開まで押し、緩んだ状態のスロットルワイヤーを外します。
そして、スロットルボディを取り外します。
スロットルボディは2本のボルトと2本のねじ付きロッド&ナットでインマニに固定されています。
スロットルボディとインマニの間にガスケットが挟まってます。
取り外して念のため保管しておきます。
ねじ付きロッド。
先端をペンチでつまんで軽く捻ると緩みました。これももう使いませんが保管しておきます。
スロットルスペーサーを取り付けました。
画像左から順に、インマニ・ガスケット・スペーサー・ガスケット・スロットルボディです。
付属の4本のボルトで固定してます。
スロットルワイヤーも、外す時と逆の手順で取り付けてます。
注意点
スロットルスペーサーを取り付けたことによって、スロットルワイヤーがスペーサーの厚み分だけ引っ張られます。
ですので、ワイヤーの張り調整が必要です。
赤丸内のボルトで調整を行います。
2つのボルトでステーを挟み込む仕組みで固定されています。
今回はワイヤーを緩めたいので、固定位置が左にずれるように調整します。
また、スロットルスペーサーの厚み分だけスロットルボディの位置が移動したことにより、純正のステーが付けられなくなりました。
ステー無しでもさほど問題は無さそうだったので、スロットルボディの固定はボルト4本のみで続行することに。
さらに、スロットルボディがオフセットした分、インテークホースを切ってやらないとインタークーラーが取り付けられませんでした。
スロットルスペーサー1つ取り付けるのもすんなり行かないもんですね。
取付後の変化
問題はスロットルスペーサーを取り付けたことによる変化ですね。
- アイドリング回転数が1300rpm辺りで安定するようになった。
- アクセルペダルに伝わる振動が増えた。
- レスポンスが良くなった。気がする。
特に気になったのはアイドリング回転数です。取り付け前は950rpm辺りだったのが明らかに上がってます。
追記
後日、ECUリセットを行うもののアイドリング回転数は特に変化なし。
しかし、サーキット走行でぶん回したところ950rpm程度に落ち着きました。
・・・
また、車両売却前にスロットルスペーサーを取り外した際、切ってしまったインテークホースを新品のホースへ交換しました。
以上、お読みいただきありがとうございます。
おわり
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