前回の記事では100系チェイサー(アバンテ)純正ウインカーのクリア加工について紹介しました。
今回はそのウインカーを取り付けるまでの過程について紹介します。
ウインカー取り外し
100系チェイサー純正の取扱書ではフロントウインカーの取り外しについて、このような図解で説明されています。
これを見る限りネジ1つの固定ですし簡単に取り外せそうですが、実際はすんなり行きません・・・
ウインカー裏側でツメがガッチリ刺さっています。無理に力をかけると破損させる恐れもあるので注意が必要。
20年以上前の車ということもあり、樹脂製のツメは劣化で折れやすくなっている場合が多いです。慎重に取り外しましょう。
まずは取扱書の通りにネジを1つ外し、ウインカーを掴んで恐る恐る手前に引くも微動だにせず。
そこで内張剥がしを差し込んでこじってみましたが、こちらの作戦も外れる気配は無し。
やはりある程度のパワーは必要なわけで・・・意を決して再びウインカーをガッチリ掴み、ツメを折る覚悟で引っ張りました!
すると「バコッ」って音とともに飛び出しました。裏のツメは無事です。
車体側を見てみると、フェンダー側の穴とヘッドライト側の引っ掛けにツメが刺さっていたようです。
ウインカーバルブ交換
無事ウインカーを外せたら、取扱書どおりコネクターを回して本体から切り離します。
バルブ(電球)が姿を現しました。
しかし、前回加工したクリアウインカーを装着する場合このバルブは使えません。
方向指示器の灯光の色は、橙色であること。
国土交通省第41条 方向指示器
保安基準によってウインカーはオレンジ点滅のみと決められています。電球色で点滅していても分かりにくいですからね。
とはいえ、ここでバルブ自体がオレンジ色に着色されたものを使用すると、せっかくのクリアウインカーが台無しになります。ステルスバルブまたはオレンジLEDを使用すれば目立ちません。
以上のことからこちらのステルスバルブを購入しました。車検にも対応しているみたいです。
ちなみに100系チェイサーのフロントウインカーバルブのサイズは、T20シングルです。
もともと付いてたバルブをソケットから引き抜きました。
そしてステルスバルブを挿入!本当にこれがオレンジ色に光るのか・・・?
ウインカー取り付け
ここまできたらあとは楽勝。取り外すときとは逆の手順です。
コネクターをウインカーに差し込み、回して固定します。
全部のツメが正しい位置に刺さっているかを確認しながら慎重に押し込みます。
奥まではまったら1番最初に外したネジを締めて交換完了!一連の作業を反対側でも行います。
両側の交換が完了したら点灯確認です。
問題なくオレンジ色に発光していました。日中・夜間ともに視認性に難なし!
これにて作業終了です。
さいごに
以上、簡単なようで意外と気を遣うウインカー交換でした。ネジ1つだけと油断しているとツメの破損など不意打ち食らったりするので気をつけましょう。
今回はツメを折らずに完了できましたが、折ってしまうと地味に萎えるでしょうね・・・
取り外しの際は特にヘッドライト側のツメを折らないように注意です。気持ちヘッドライト側に引き出した方が良さげですね。
そして肝心の見た目。クリアの方が締まって見えます!オレンジ色の映り込みも無く成功です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
おわり
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